ぶつ切りサイクリングロード

今回は、真駒内茨戸東雁来自転車道線を走ってみました。
このサイクリングロードは未完成で、供用部分が琴似発寒川沿い・新川沿い・発寒川沿いに大きく三分されています。
まずは、琴似発寒川沿い区間へ。
入口がわかりにくく、ちょっと迷走してようやく着きました。

走り出すと、路面は磨耗が進んでいてざらざらした感じ。
しかし景色はなかなか良いです。そろそろ紅葉も山から下りてくる季節。

河川敷ではバーベキューを楽しむ姿も。

しかし、山間の区間なので次第に登りがきつくなってきます。
市電の車両を改造したミニ図書館が見えるところで小休止。

その後も何度か休憩しながら、どうにか登りきりました。
帰りはほとんど漕ぐ必要もない下り坂で、5kmを一気に駆け下り、今度は新川沿い区間へ向かいます。
こちらの入口もわかりにくい。コーチャンフォー新川通り店の対岸、工業団地の脇にありました。

こちらは平坦かつまっすぐな道で、人通りも少なく走りやすいのですが…

残念ながら、工事で一部が通行止めになっています。
この区間は迂回しなければならず、サイクリングロード上を走れたのは半分くらいでした。
最後に、発寒川沿いの区間へ。
この途中区間も、一応はサイクリングロードの一部という扱いになっているようです。
が、ぱっと見は普通の道路と何も変わりません。時折標識を見て、そうなのか、という程度。

発寒川沿い区間の入口は前の2区間に輪をかけてわかりにくく、気づかずに一度通過してしまいました…が、引き返して入口を発見し進入。

この区間は道幅が狭く、すれ違ったり歩行者を追い抜いたりするたびに気を使います。
しかも、車道との交差点にある車止めが、自転車の通過しやすいポール型でなく、横幅のあるゲート型で、通過するのに苦労しました。
そんなこんなの不満もありつつ、時々見える収穫作業中の畑やドッグランを眺めて癒されたりもしつつ、道の先にガトーキングダムが見えてきて、もうすぐ終点、というところで。

なんと、未舗装区間です。
MTBならともかく、ロードバイクの華奢なタイヤではとても走れそうにありません。
仕方がないので、ここは押し歩きで進み、ようやく終点にたどり着きました。

入口がわからず迷ったり、未舗装区間を歩いたりで思った以上に時間がかかり、もう日が暮れかけです。
来た道を引き返す気にはとてもなれず、創成川沿いをまっすぐ帰ることにしました。

家に帰り着くころにはもう真っ暗。今回は何だかとても大変だったような気がします。
真駒内茨戸東雁来自転車道線
とにかくサイクリングロードとして未整備という印象。各区間はぶつ切りで、接続もわかりにくいです。発寒川沿い区間は自転車では走行しにくく、サイクリングロードというより歩道でした。
琴似発寒川沿い区間の景色や、新川沿い区間の走りやすさなど良い所もあるので、もうちょっとサイクリングロードらしく整備してくれたらいいのに。

そろそろ、夕暮れ時になると雪虫が飛ぶ季節になり、途中何度も雪虫の群れを突っ切りながらの走行になりました。アイウェアを買っておいて良かったと思う反面、もう自転車のシーズンも終わりに近づいているということでもあります。
雪が降る前に乗れるだけ乗っておこうと思います。今度はどこに行こうかな?